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バイシャリアに挑戦しよう! Simple Etude No.39

ブラジル音楽にまつわるギターのテクニックをシンプルにして紹介している「Simple Etude」。

今回はバイシャリアの練習です。

 

バイシャリアはショーロやサンバの曲でメロディーに対して呼応するように伴奏しながら低音で合いの手のメロディーを入れていく奏法です。

 

テクニック的にはスケールとコードアルペジオが要求されます。

また開放弦をよく使いますので、開放弦を含んだポジションの練習も必要ですね。

TAB譜を見ながら練習してみて下さい!

それではこちらに譜面を掲載しておきます。

ダウンロード
Simple Etude No39.pdf
PDFファイル 77.6 KB

要点を簡単にまとめておきます。

・6〜4弦は基本的に右手親指で演奏します。(絶対ではありません。場合によっては人差し指や中指を使ってもOK)

・バイシャリアのメロディーの結びの音は次のコードの大切なコードトーンになっています。そのコードに向かって前進しているような

ニュアンスで演奏することが大切です。(ただ音を羅列して弾くのはNGです。)音源をよく聴いてみて下さい。

・弱拍から始まっている箇所(例えば9小節目)は、リズムが崩れやすいので強迫部分では軽く人差し指でゴーストノートみたく音をわずかに弾いています。これがあるとリズムが安定するかと思います。

 

こっちに行くよ!とメロディーを先導するように、音楽を引っ張っていく気持ちが大切です。

あとは繰り返し指が馴染むまで練習です!

それでは!