· 

感覚と向き合う

先日、今井良太郎さん楽曲のレコーディングに参加しました。

今回は、ハモンドオルガン(今井さん)、ドラム(黒田清高さん)、ギター(私)の3人でのレコーディングでした。

 

今井さんがオルガンでベースも演奏されて、サウンドとしてはバンドで演奏している感じでとても良い感じになったと思います。

完成、発表の際にはまたお知らせできればと思います。

 

レコーディングはこれまでも、事ある毎に経験してきましたが、自分の演奏、身体感覚を見直すいい機会になっています。

 

 

同じ曲を何度も演奏し、聴きかえす事で徐々に耳が敏感になっていきます。そうすすると、普段は聴き過ごしてしまうような僅かな違いにも反応するようになってきます。

 

とても面白い感覚です。

また指先の僅かな感覚や、発音のタイミングにもいろんな選択肢があるように思えてきてミクロな世界で色々な体験をする事ができます。

 

以外と自分では、「今ダメだったかな」と思ったテイクも聴きかえすと「あ、大丈夫」と思えたり。「逆にありかも」と思えたりします。

聴きかえす事で、5分前の自分の感覚と外側から向き合えるんですね。

 

①楽曲に集中する事で、自身の中の感覚が敏感になる。

②楽曲をプレイバックして聴く事で、再度その感覚を体験、認識を修正する。

 

上記の反復が演奏の上達にはとてもよいサイクルな気がしています。

ぜひ、録音、聴きかえすというサイクルやってみてくださいね!