7月27日発売されるボサノバギターDUOアルバム「ギターレター」。その中に収められている楽曲たちを少しづつ紹介していけたらと思います。
2曲目は「Gente Humilde」です。
「humilde」は「謙虚な、質素な、素朴な」等の意味で、「Gente」は「人々」。
物や価値観が多様化し飽和している昨今。
自分にとっての大切なものを見失ってしまいがちです。
目標に向かって進んでいたつもりでも、ふとこれって何のためにやってたっけ？と時々自問自答する機会も少なくありません。少し立ち止まって自分の本当の欲求はなんだろう？と、この曲を聴くとそんな時間が作れるような気がします。
この楽曲では、助川さんはギターの他にブラジルのウクレレ的な楽器、カバキーニョも演奏されてます。キラキラとした音色が印象的です。
私は主に伴奏を担当しました。
この曲はサンバ•カンサォン(ゆったりとしたロマンチックなサンバ)をイメージしています。
「Gente Humilde」のコード進行はとても滑らかに音が進んでいくので、特に一つ一つの音の流れを大切に演奏しました。
またメロディの合間に低音部で合いの手的なメロディ(バイシャリーア)を入れて音楽の流れが途切れないよう意識しました。
音数が多くなったり、音量が大きくなったりする箇所では、得てして体が力んでしまいがちですが、そんな箇所ほどリラックスして演奏できると良い感じになりますね。そんな事も心掛けました。
家でゆっくりコーヒーを飲んだりしながら、心を空にして聴いてもらえたら嬉しいです♬
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「ギターレター」
2020年7月27日発売予定
コヒケタ・ウェブショップにて予約受付中！
