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アントニオ・カルロス・ジョビンの”Corcovado(コルコヴァード)”の初心者向けボサノバアレンジを動画とTAB譜で紹介します!

落ち着いたカフェにぴったりなボサノバ。

ギタリストであれば一度は挑戦してみたい音楽だと思います。

ブラジルのリオで生まれたこの音楽は、ブラジルの伝統音楽ショーロからサンバへと続いてきた流れの中から生まれました。"Bossa Nova"は「新しい傾向」「新しい感覚」といった意味があります。伝統的な文化の中から新しいものを取り込んで生まれたボサノバは世界中で愛されていますね。

今回はボサノバの代表曲「コルコヴァード」に挑戦です♪

ゆったりとしてリズムと、ハーモニーとメロディーの美しい流れをぜひ体感してみて下さい♪


まずは演奏動画をご覧下さい♪

譜面(ボサノバ伴奏)

コードのポイントはディミニッシュコードですね。

ブラジル音楽にはディミニッシュコードが沢山でてきます。

これはクラシック音楽の影響が色濃くでている為です。

コード単体で弾くととても不安を感じるコードですが、

流れの中で弾くと、とても美しい響きです。

 

 

♬ディミニッシュコード


ダイアグラムです。

ディミニッシュコードは押さえるのが難しいイメージがありますが、

この3つの形を覚えれば、色んな曲ででてくるディミニッシュコードには対応できるようになります。

それぞれのフォームの◉を弾きたいコードの音名にずらす事で、全てのディミニッシュコードを弾けます。

 

後は弦の音名を覚えれば、バッチリです♪音名を載せておきます。

ぜひこの機会に覚えて下さいね。

 

 

いかがでしたでしょうか?

不安定な響きのディミニッシュですが、流れの中ではとても魅力的な響きに聴こえるから

音楽は不思議ですね。他にもオーギュメントコード、やテンションコード等、不安定な響きは

色々ありますが、どれも美しい響きに変わります。

レッスンでは和音の響きについても色々とお話していきますよ♪

それでは!