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リラックスして演奏しよう♬ Simple Etude No.41(pops feel)

今回は、ポップスの曲の伴奏を想定したリズムパターンの練習曲を取り上げたいと思います。

テンポがゆったりした曲となってます。

指弾きを演奏する時はアルペジオで演奏する事が浮かびますが、

今回はパーカッシブな音も入れつつのパターンとなっています。

 

またコード進行もとてもポピュラーなものなので、流れを覚えるといいですよ。いろんな曲で使われています。

体をリラックスして演奏する事を意識して練習してみましょう!

 

 

まずは動画をご覧ください。

今回の伴奏は同じパターンをずっとやってますので、まずは一つのコードで繰り返し右手の練習をやってリズムを掴むのがいいでしょう。

こちらば冒頭の譜面です。

リズムを読む時は、まず何拍子なのか確認するといいです。

この曲は4/4ですね。これは1小節の中に4分音譜(分母)が4つ(分子)あるという意味になります。

それでは1小節目を見てみましょう。

付点がついていたりシンコペーションがあったりして一瞬戸惑いますが、落ち着いて4分音譜が4つある事を確認していきます。

このように見えているといいですね。難しそうなリズムもこうするとスッキリしてきます。

あとはそれぞれの音符を読んでいきましょう!

1拍毎に手拍子しながら練習するといいですね。

それぞれができたら繋げて歌ってみましょう。

タアーンタ  ツッタン  ンタン  ツッタン 

こんな感じですね。

 

2拍目と4拍目は実は同じパターンという事に気づくと思います。

このツッタンの「ツ」の時に右手を軽く握りながら、親指あたりを弦に置いてあげると

パーカッシブな音を出す事ができます。

楽譜だと8分休符の所ですね。この音が入るとリズムがしまっていい感じになってきます。

 慣れて来たら2拍目の終わりの「ン」と3拍の初めの「ン」は繋げて読めるようになるといいです。

その際に走らないように気をつけます。

ツッタン  ンタン

 

ツッタン  ータン

 

伸ばした音の箇所には先ほど練習したパーカッシブな音が入ってきます。

 

「リズムの歌は伸びていて、その間に手でパーカッシブな音が入ってくる」

 

このように歌と手で別々な事をやっている感覚が上達にはとても大事になってきます。

今回の練習ポイントです。

 

最初は片方につられて上手くいかないかもしれません。

落ち着いて、リラックスして取り組むとだんだんと感覚がつかめていけると思います。

 

またパーカッシブな音は慣れてくると強くだしてしまいがちですが、この音もリラックスした軽い感じの音の方が

よいです。

 

終始リラックスして余計な力を加えない事がいい感じに演奏するコツです。

こちらに楽譜を掲載しておきます。

ダウンロード
Simple Etude No.41.pdf
PDFファイル 87.9 KB

如何だったでしょうか?

難しそうなリズムも必ず、拍子に則っています。

やみくもに演奏する前にまずは一呼吸置いて全体を見る。そして4分音符を探す。

リラックスしながら演奏する。

ぜひやってみてください!