
【Beautiful promise 約束】
佐藤弘和作品集
青空の向こうにより
なだらかなコード進行の上でシンプルなメロディーを歌うこの曲は、日常にある喜びや悲しみを教えてくれる気がしますね。
現れては消えていく、儚い音の余韻が美しい曲です。
この曲で使われているコードについても紹介したいと思います。
まずは動画をご覧になってください!
それでは、今回はこの楽曲のコード進行について解説したいと思います。
まずこの楽曲のキーは「G」です。つまりGの音がドになっているわけですね。
Gの音を基準にドレミ、、、と並べていくと。
G、A、B、C、D、E、F#となります。
この順番に弾くとドレミに聞こえますよ!
この曲はほぼ同じコード進行の繰り返しです。
C△7、Bm7、Am7、G△7です。
よければ曲に合わせて、弾いてみてくださいね。コードがわからない人はベースの音だけでもいいと思います。
曲のキーはGなのですが、スタートのコードがC△7なんですね。これはとても大事なことです。
そのキーの中で使われる音には、それぞれキャラクターが備わっています。
今回のC△7はこのキーのなかでは、4番目にでてくるコードです。
G←1、A←2、B←3、C←4
ドレミでいえば、ファになりますね。コードで言えばファラドミの和音です。
この和音は、とても儚く、切ない雰囲気を持っていまして、
この曲もGメジャーという明るいキーなはずが、どこか憂いのある世界観となっています。
「ファ→ミ→レ→ド」
とベースが階段を一つづつゆっくと降るようにハーモニーが進行していますね。
このようなコード進行は、他の曲でも沢山使われていますので、ぜひ調べてみてください。
例えば、
も使われています。
どちらの曲もどこか切なく儚いですね。(これは個人的な感覚なので、別な捉え方でももちろんいいと思います)
という事で、今回はファラドミの和音から階段のように下がっていくコード進行を紹介しました。
佐藤弘和さんの楽曲はハーモニーがとても繊細で美しい曲が多いので今後もトライしていきたいと思います。
それでは!